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JBON生物調査・記録キャパシティビルディング実行チームでは、現場での生物調査から、生物多様性情報の活用や世界への発信まで一気通貫した学びが出来る場づくりを進めています。
2023年10月には、ミミズ研究談話会主催、兵庫県立人と自然の博物館・JBON共催で、ミミズ同定実習を開催しました。

それに続く第二弾として、今般、淡水魚類調査ブートキャンプ(F-FSBC: Freshwater-Fish Survey Boot Camp)を開催します!
淡水魚類の専門家や博物館の研究者と学ぶ貴重な機会です。是非、奮ってご応募ください。

申込は こちら から
応募締め切り:2025年12月31日
※応募多数の場合は抽選となります。ご了承下さい。

催事概要

  • 日程:2026年2月7日(土)~8日(日)
  • 会場:琵琶湖博物館 (滋賀県草津市)
  • 定員:20名
  • 対象:自然史に関心がある若手(18歳以上)
  • 参加費:博物館入館料2日分(チケットを確認させていただきます)
  • 現地までの移動・宿泊・昼食などは各自で手配をお願いいたします。

主催:日本生物多様性観測ネットワーク(JBON)
共催:琵琶湖博物館、国立環境研究所

開催概要

 生物多様性に関わるデータ収集や指標作りは、世界的な生物多様性保全のキーワードである「ネイチャーポジティブ」の波及と共に発展しています。

一方、生物多様性観測の最前線となる現場では、

  • 多くの分類群で人手が不足している現状
  • サンプリングや種同定などのフィールド力の低下

などが懸念されています。

社会全体で需要が高まる生物多様性情報の利用と、衰退が懸念される現場調査のキャパシティのギャップを解消することを目指し、淡水魚類調査ブートキャンプを開催します。
本企画は、生物多様性観測の基礎となるフィールド力やデータマネジメント力の向上、ネットワークづくりを目的としたイベントです。

プログラム

1日目
開場:9:30
開会:10:00
座学:10:15~12:30
・GBIFへの道(海老原淳)
・淡水魚類学事始め(細谷和海)
・琵琶湖の魚類の進化史(田畑諒一)

実技講習:13:30~17:30
・投網陸打ち(講師:オイカワ丸・金尾滋史)
・標本作製(講師:川瀬成吾)
・プラスティネーション(講師:三橋弘宗)

2日目
同定講習:10:15~12:15
・形態形質の見方と種同定(講師:細谷和海ほか)
データマネジメント講習:13:30~14:30
・DarwinCoreとTIPs (講師:三橋弘宗)
モニ1000やJBONの紹介

閉会:15:00

内容詳細

チラシは こちら からダウンロード可能です




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