J-BON

Japanese Biodiversity Observation Network(日本生物多様性観測ネットワーク)

JBONワークショップ趣意書

JBON第一回ワークショップ「生態系・生物多様性研究のネットワーク化」趣意書

GEO BON日本委員会 呼びかけ人: 矢原 徹一(九州大学 / 日本生態学会・DIVERSITAS) 松浦 啓一(国立科学博物館 / GBIF) 伊藤 元己(東京大学 / GBIF) 和田 英太郎(JAMSTEC) 日浦 勉(北海道大学 / JaLTER) 平野 高司(北海道大学 / JapanFlux) 西田 治文(中央大学 / 自然史学会連合) 白山 義文(京都大学 / NaGISA) 北山 兼弘(京都大学 / DIWPA) 鷲谷 いづみ(東京大学 / 日本学術会議) 松田 裕之(横浜国立大学 / GCOE生態リスク) 中静 透(東北大学/ GCOE 生態適応科学) 湯本 貴和(総合地球環境研究所) 中村 浩二(金沢大学 / 日本における里山・里海サブグローバル・アセスメント(SGA)) 竹中 明夫(国立環境研究所) 西田 睦(東京大学海洋研究所) 木暮 一啓(東京大学海洋研究所 / 日本微生物生態学会・DIVERSITAS) 武内 和彦(国連大学 / 東京大学) 島谷 幸宏(九州大学 / 河川生態学術研究会) 原 登志彦(北海道大学) 嶋田 正和(東京大学) 樋口 広芳(東京大学)

2010年10月には生物多様性条約第10回締結国会議(COP10)の開催が予定され、生物多様性研究に関する関心が高まっています。国際的には、GEO(地球観測政府間会合)の下に、GEO BON (GEO Biodiversity Observation Network)が組織され、世界各地で進められている生態系・生物多様性モニタリングを統合する計画が始動しました。わが国は、GEOおよびGEOSS(GEOが推進する地球観測システム)の提唱国として、過去3回にわたりGEOSS Asia-Pacific Symposiumを開催し、GEOSSが対象とする9つの社会的利益領域(災害・健康・エネルギー・気候・農業・生態系・生物多様性・水・天候)での研究の組織化を進めてきました。しかし、生態系・生物多様性領域の研究の組織化は、災害や気候などの領域に比べて遅れているのが実情です。GEO BONが組織されたことを受けて、生態系・生物多様性領域での研究をより組織的に推進することが緊急課題となっています。 この要請に応えるために、生態系・生物多様性の観測(地上観測と衛星観測)に関する国内の主要研究機関のキーパーソン、主要プロジェクトのリーダー(またはその代理)、アジア・太平洋地域の主要観測拠点を運営されている国内の研究者の方々などにお集まりいただき、COP10に向けての行動計画を立案する会議を開催したいと思います。

より具体的には、以下の課題について討議する計画です。 

(1) 遺伝子・種・生態系レベルをカバーする生物多様性観測(衛星観測を含む)ネットワーク化の必要性について議論し、GEO BONに連携して日本でのネットワーク化を進める方向性について合意すること。

(2) 日本およびアジア・太平洋地域の生物多様性観測データ・メタデータを統合するための具体的方策について検討し、提言をまとめること。

(3) GEO BON およびCOP10に関連する国際的な取り組みに連携し、COP10プレシンポ開催、アジア・太平洋地域の生態系・生物多様性のメタデータに関する英文図書出版、アジア・太平洋地域ネットワークの強化などについて行動計画を策定すること。

 つきましては、このワークショップに共催者としてご協力いただけないでしょうか。  このワークショップの趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますよう、お願いもうしあげます。

開催日:2009年5月8日(金)9時~5月10日(日)12時

開催場所:東京大学駒場キャンパス18号館1階ホール(全体会議)、および15, 16号館(分科会)

主催:GEO BON日本委員会(JBON)

共催(予定):環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、経済産業省、宇宙航空研究開発機構、独立行政法人海洋研究開発機構、独立行政法人国立環境研究所、独立行政法人森林総合研究所、独立行政法人農業環境技術研究所、北海道大学グローバルCOE「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」、東北大学グローバルCOE「環境激変への生態系適応に向けた教育研究」、横浜国立大学グローバルCOE「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」、日本生態学会、自然史学会連合